大銀座落語祭2008グランドフィナーレ(新橋演舞場)

昨日行って参りました。
17:05ごろ早々と新橋演舞場につきました。そうしましたら私の歩いてる脇にスッとタクシーが止まるじゃありませんか。
で、降りてきたのがなんと『笑福亭 鶴瓶』師匠ではありませんかっ!!!
「あっ!」っというびっくり顔で見つめる20代女子にすぐ気づいてくれて、鶴瓶さんは優しく微笑んで会釈してくださった。いいひとだなぁ。。。
それにしても鶴瓶さん、思ってたよりスリムでかっこよかった。して、若い!黄色の半そでラガーシャツにひざ下くらいのパンツ、ナイキの派手な色のスニーカー、黒のハンチングをかぶってました。マネージャーさんとかお弟子さんが常に帯同するもんかと思ってたらタクシーは一人だったな。まもなくスタッフの方がお迎えに来られ、そのあと10人くらいの人に囲まれてファンサービスしておられましたが。
そんな感じでかなりテンションがあがったところで、本題へ。
新橋演舞場グランドフィナーレは2部構成でして、第1部は『勧進帳』と言う歌舞伎を落語家さんたちが本気で演じるというものでした。板東三津五郎さんの指導でホントに本格的で、林家 正蔵さん、林家 いっ平さん、そして桂 小米朝さん(大好き♪)らが出演されまして、この小米朝さんがマジで歌舞伎役者さんかと見まごう程のうまさでねぇ。いやぁ素敵でした♪見得をきるときには歌舞伎のようにお客さんから「正蔵!」とか声がかかる。
個人的なアレですが、正蔵さんはちょっとこもった感じのお声なもんで、なんだかハッキリしなかったところもありましたが、見得をきると会場からは笑いがおきてました(いいのか?)でも一番わらわれてたのはいっ平さん。第二部の落語でネタにもされたんですが、いくよくるよみたいで何をやってもわらわれてました。
そして第二部は『桂 三枝・笑福亭 鶴瓶二人会』。このお二人のほかにゲストとして三遊亭 金時さんと柳家 花禄さんが出演されました。
まず開口一番の金時さん。現・金馬師匠の長男でらっしゃいます。噺は「紙屑屋」。導入で花禄さんとのエピソードが面白かった。昔花禄さんに酷いことをされた、と。
花禄さんは人間国宝(柳家 小さん)のお孫さん。でも金時さんからしたらちょっと後輩なわけです、で、むかし、小さん師匠と金時さん花禄さんで支那そば屋に行った時のこと、金時さんは若いから一番安いものを頼もうと「ラーメンを」といったら、チャーハンも餃子も…と小さん師匠が頼んでくれた、と。でも結局小さん師匠はおじいちゃんなわけで食べきれないと、そうなると一番下の者が食べろ、となる。そこで花禄に食べろという。花禄さんはいつもは小さん師匠のことを「師匠」って呼んでるのに、そのとき急に「おじいちゃん僕もうお腹いっぱいだから食べられないよ」と孫に変わった…で「そうだな腹が痛くなったら困るな、じゃあ金時お前が食え」と。最悪だ。ずるいよ花禄さん!というはなし。
続いて鶴瓶さんの噺は「死神」。昨年やったけど納得いかなかったのでもう一度とのことでした。導入では今回で大銀座落語祭がファイナルと言う事で、決めたのはみんなあの金髪(小朝)だ、と。金髪王子(小朝)だ、と。はじめたのもあの人だし終わるのもあの人が勝手に決めた、と。「死神」はちょっとジーンと来る噺でした。
仲入りをはさんで花禄さんの噺は「不動坊」。導入では第一部の皆さんが見得をきったりしてましたがうらやましいとは思わないよ、と。やりたい人がやればいいんだ、と。自分はマイペースだ、と。だから食べられないものは食べられないという、と。開き直って金時さんに仕返ししてました。それにしても花禄さんは本当にサラブレッドなんだなぁ、噺がうまかった。すっかり世界に引き込まれちゃった。
で最後が三枝さん。街で子供に「いらっしゃーい」ってやってって言われたときの話から夫婦の川柳、噺「誕生日」。終始笑いっぱなしでした。流石だわ。
そしてグランドフィナーレと言う事で三枝師匠の落語が終わって幕が下り、もう一度幕が開いたところで大きなスクリーンが運び込まれ、さらになんと、六人の会のメンバーが全員そろって登場というサプライズがございました。
舞台上には六人の会の春風亭 小朝、笑福亭 鶴瓶、林家 正蔵、春風亭 昇太、立川 志の輔、柳家 花禄と、桂 三枝、林家 いっ平、桂 小米朝が登場。鶴瓶さんは黒い浴衣で三枝さんは着物(落語終えたとこだから)、そのほかの方はみんな洋服でした。小米朝さんのスーツ姿マジでかっこよかった…♪
そして大銀座落語祭はファイナルで、これからは地方へ持っていこうということになったと発表。そして来年第1弾は…ここで師匠それぞれが手に持ったパネルを裏返すとなんと
『宮崎』!
そして場内が暗くなりスクリーンに出てきたのはやっぱりこの方!東国原知事!!
そうか…また宮崎か、宮崎なんでもやるな…ほんと。
で、この発表があり、小米朝さんがこの秋米團治を襲名するという事でご挨拶(スーツですがちゃんと正座して)、それからいっ平さんは来春三平を襲名すると言う事でご挨拶。ですが緊張もあってか立ったまま始めるもんだからすかさず先輩が座んなさいと注意されてました(鶴瓶:お前これ殴られるとこやぞ)。
そして最後、締めは誰が?と言うことで小朝さんのおんどで三本締めにて終了。
終演後楽屋口を通りがかったらちょうど志の輔さんと昇太さんが出てこられたところでした。ステージには現れたけど結局このお二人のお声は聞けなかったので最後にお声が聞けてよかったです。
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